この記事の対象者

• 神戸周辺にお住まいの方
• 東京など淡路島から遠くにお住まいの方で、三宮エリアに前泊してのニジゲンノモリへのアクセスをご検討の方

注意:三宮エリア周辺の駅・バス停と地名表記につきまして

遠方からお越しになる皆様にはとてもわかり辛いのですが、三宮エリア周辺の電車駅は鉄道ごとに微妙に異なる駅名をしています。
本記事で取り扱う駅は2つで、それぞれ正式名称で表記しています。
※JR西日本の駅を「JR三ノ宮駅」、神戸市営地下鉄西神・山手線の駅を「神戸市営地下鉄西神・山手線 三宮駅」と表記。

また、バスターミナルも少し離れていくつか存在しており、本記事では以下の二つを取り扱います。
・東側の各駅から少し離れたところにある「神姫バス 神戸三宮バスターミナル」
・JR三ノ宮駅と、ポートライナー三宮駅からすぐ東側にある商業施設「ミント神戸」1階部分にある「三宮バスターミナル（ミント神戸）」
なお、地域の名前としては「三宮エリア」と表記しています。

往路サブプラン1：午前9時10分三宮バスターミナル（ミント神戸）発・かけはしニジゲンノモリ号乗車

開園前に到着する直通バスもご案内いたします。

実はニジゲンノモリは「かけはしニジゲンノモリ号」という直通バスがミントの5番乗り場から出ております。こちらもニジゲンノモリまで乗り換えなしで行くことができます。
※「かけはし号」というバスもありますが、こちらはニジゲンノモリには直通しません

北淡路西海岸ラインと比較して、このプランを採用するメリットは、時間です。
三宮エリアからニジゲンノモリの開園前に到着できる唯一の直通バスであること。
次いで、三宮エリアの乗車バス停が「三宮バスターミナル（ミント神戸）」であること。
「三宮バスターミナル（ミント神戸）」はJR三ノ宮駅から出てすぐのところにあるため、乗り換えの利便性が極めて高いのです。

また、「三宮バスターミナル（ミント神戸）」はコンビニ・トイレ共に近くにあるので利便性が高いと言えます。

このプランを採用するときの注意点は3つあります。

まず1つは北淡路西海岸ライン同様、渋滞リスク。バスのルート自体は淡路島に入るまでは北淡路西海岸ラインとほぼ同じです。つまり、阪神高速3号線の渋滞の影響を大きく受けます。

2つめはバスを降りる場所。
遊ぶアトラクション次第でメリットにもデメリットにもなりますが、降りるバス停が「ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）」であることですね。

本プランでバスを降りる「ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）」は、ニジゲンノモリがある県立淡路島公園のいわば東口への到着です。「ドラゴンクエスト アイランド」や「ゴジラ迎撃作戦」は公園の西側にあるため、バスを降りてから徒歩20分ほどかかります。他方、『NARUTO & BORUTO 忍里』はこちらの「ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）」側も含めて同じくらいの距離にあるため、「ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）」は最寄りのバス停の一つです。

最後の注意点は、ゴールデンウィークなど一部の期間中ルートが変わること。

https://nijigennomori.com/2023/04/23/access/

ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）ではなく、淡路ICという高速バス乗り場に停まります。

淡路IC（バス）からニジゲンノモリまで、徒歩で到達することは可能です。しかし、徒歩の場合少し遠いことば問題です。荷物が多い場合や、歩くのが大変な季節の場合はパソナグループが運営する無料シャトルバス「PASONAシャトルバス」を使うと、楽にニジゲンノモリまでたどり着くことができます。

参考: >> 淡路IC（バス）からニジゲンノモリまでの徒歩ルート（外部サイト: 本四海峡バス）

参考: >> PASONAシャトルバス（外部サイト: PASONAシャトルバス）

PASONAシャトルバスを使うことで、「淡路IC」から「ニジゲンノモリ F駐車場」まで移動することができます。移動時間は日にもよるのですが、だいたい3分程度かかります。PASONAシャトルバスはこのプランの場合、約30分に一回のペースで運行されており、定刻通りに淡路ICに到着した場合、9時54分淡路IC発9時57分ニジゲンノモリF駐車場着のシャトルバスにギリギリ乗り換えることができます。
2024年10月23日現在、道路の渋滞で淡路ICへの到着時間に遅延があった場合は次発は10時24分、その次は10時54分となります。最大60分程度余裕は持っておいた方がいいでしょう。

往路サブプラン2：舞子乗り換えプラン

「友達と現地集合の約束をしている」などの理由で、どうしても時間に間に合わせたい場合のプランもご紹介します。JR舞子駅で高速バスに乗り換え、淡路島に渡るパターンです。

電車を併用することで高速バスの渋滞区間を避けることができ、渋滞による到着時間の遅延を最小化することができます。このプランであれば、阪神高速3号線を高速バスで通る区間を電車で代用するため、JRの事故、もしくは淡路海峡大橋のトラブルがない限りほぼ定刻通りに到着できるでしょう。

このルートの懸念点は舞子での乗り換えです。歩く距離が少し長いため、大きな荷物を持っての移動は結構大変です。ただし坂や階段を使う必要はありません。高速舞子の構内でもエレベーターでの高低移動になるためスーツケース・キャリーバッグで荷物を運んでいる方でも安心して移動できるでしょう。
※淡路ICでの乗り換え時に一部階段での移動が入りますのでご注意ください。

参考: 【淡路島へのアクセス方法】JR舞子駅から高速バスで淡路ICへ 日本語ver.（YouTube）

もう一つの注意点は、淡路ICでの乗り換えの利便性の低さにあります。乗り換えの時にトイレもコンビニもありません。必要であれば一本乗車するバスを遅らせたとしても舞子で用は済ませてください。

復路サブプラン： 22時10分発 県立淡路島公園F駐車場

復路のサブプランは「ニジゲンノモリで閉園まで遊びつくした場合」の時間帯です。
ニジゲンノモリの閉園は22時ですので、閉園時間になったらF駐車場に移動し、北淡路西海岸ラインの最終バスに乗れば23時過ぎには三宮に移動できます。

このプランを選ぶメリットは、直通プランと比べて3時間以上長くニジゲンノモリで遊べること。

ただし、三宮エリア着が23時03分です。神戸近辺在住の方で、三宮エリアからさらに移動が必要な方はご自身の終電を逃さないよう事前に下調べを行ってください。
高速舞子からJR舞子駅への乗り換えを急いだ場合、22:30舞子駅発の各停・高槻行に乗ることも不可能ではありません。JR三ノ宮駅よりも西側の各停駅が最寄り駅の方は、多少急いでこちらに乗った方が便利かもしれませんね。

時間的に舞子エリアでも三宮エリアでもホテルや一部の飲食店を除いた商業施設は閉店しているはずですので、トイレを探される方などはくれぐれもご注意ください。

最終復路プラン1：23時05分 淡路IC発 高速バスに乗車（23時51分三宮エリア着）

22時10分を逃した場合、それでも比較的早めに三宮エリアに帰れるルートをご案内します。

淡路ICまで徒歩で歩き、23時05分の高速バスに間に合わせる方法です。このバスは舞子止まりではなく学園都市まで向かうため、ご自宅によってはそのまま学園都市まで高速バスに乗ってもいいかもしれません。

ただし、ニジゲンノモリから淡路ICまでは本来シャトルバスで移動する距離で、徒歩の場合20分以上歩きます。それでもバスに間に合わせるのであれば、徒歩しかありません。

注意点は、淡路ICにも、徒歩の距離の間にも、施設と呼べるものはほぼないこと。コンビニはありません。トイレもありません。水分補給を考えるのであれば、ニジゲンノモリのF駐車場入り口にある自動販売機で何か買っていった方がいいと思います。また、閉園までに必ずトイレには行っておいた方がいいでしょう。

また、閉園の22時から徒歩で淡路ICまで歩いた場合、次のバスは23時05分。時間がかなり空きます。季節にもよりますが昼夜で気温変化があるため、羽織れるものの用意など、服装には十分ご注意の上ご来園ください。

なお、あまりお勧めはできませんが最初から23時05分の淡路IC発高速バスを狙って動く方もいらっしゃるかもしれません。その場合はニジゲンノモリのA駐車場が淡路ICの最寄となります。ナイトウォークなどで園内移動用のバスを使う場合は、A駐車場で降りた方が、淡路ICへの移動距離は短いでしょう

最終復路プラン2：23時20分 岩屋港発 淡路ジェノバラインの最終便に乗船（24時09分三宮エリア着？）

荷物が多くて徒歩が厳しい場合の最終ルートもご案内します。
ただし、このルートは三宮エリアまで帰るのは難しいとお考えください。
また、三宮エリアまで行けたとしてもそこから別の場所に行くことは難しいですので、三宮エリアのホテルなどにどうしてもたどり着きたい方のためのプランとなります。

実は淡路島は、高速バス以外にフェリーで明石から来ることができます。
本プランはこのフェリーを使ったルートですが、PASONAシャトルバスが終わっているため、40分ほど歩いて岩屋港まで出て、フェリーの最終便に乗って明石まで渡り、JR東海道山陽本線 大阪行の電車に乗ってJR三ノ宮駅行きの終電に間に合わせるというルートです。ここまで来たらタクシーを使うべきでしょう。

さらに、このプランは明石駅でJRの最終便に乗り遅れてアウトになる可能性が高いです。
というのも、明石港と明石駅の距離が650mとかなり離れており、たった7分では乗り換えがかなり厳しいためです。

幸い、明石港のジェノバライン乗り場の目の前にはタクシー乗り場があり、タクシーにすんなり乗れて、赤信号がほとんどなかった場合はJR東海道山陽本線の終電に間に合うかもしれません。
しかし、ジェノバラインが波などの関係で遅れる可能性がありますし、タクシーに乗れないかもしれません。タクシーが赤信号で捕まるかもしれません。
特に国道2号と交差する「大明石町1」交差点で捕まる可能性がかなり高いです。

よってこのプランは、三宮エリアへ帰るというよりも、淡路島を出るためのものと割り切っていただいた方がいいかもしれません。

なお、明石では山陽明石駅から山陽本線東須磨行が23時57分に出発します。

この電車で東須磨駅までは戻れますので、東須磨駅からタクシーを拾って三宮エリアまで帰ることはできるかと思います。
ルートなどにもよりますが、東須磨駅まで出た場合、明石駅でタクシーに乗った場合の半額程度の料金で三宮エリアまで出られそうです。

最終復路プラン（番外）：タクシーを呼ぶ場合

最後の手段という意味で、タクシーを呼んで三宮エリアまで帰るプランについてお伝えします。
時間やルートにもよりますが、タクシーでJR三ノ宮駅の前まで移動した場合の料金目安は上記の表の通り。なお、以下の条件でNAVITIMEを使って調べています。
迎車料金は含んでおりませんため、ご注意ください。

NAVITIMEにも記載がありますが、これらはあくまでも目安で、タクシーのルート取りや渋滞状況などによって料金はかなり変動すると思われます。

先述の「最終復路プラン2」は、三宮エリアまでのタクシー料金の費用を約1/3にまで抑えうるプラン、と取ることもできるでしょう。

なお、淡路島島内では2023年10月現在、いわゆるタクシーアプリのほとんどがエリア外のようです。島のタクシー会社の配車センターが深夜まで営業しておりますので、割高になっても島内からタクシーに乗車したい場合、これらの配車センターに電話してみてください。