東京からニジゲンノモリへのベストな行き方・帰り方ルート（日帰り・公共交通機関版）

こんにちは。ニジゲンノモリです。
兵庫県淡路島にあるニジゲンノモリは、車以外での行き方がよくわからないという話を聞きます。

まず、淡路島には鉄道が通っておらず最寄り駅がありません。
そして代わりに高速バスが近畿圏各所から出ている一方、鉄道に比べて非常に多くの種類の路線が出ています。
乗り換えルートが非常に複雑であることが、ルートの検討が難しい理由でしょう。

この記事では、東京を中心とした所謂首都圏エリアから日帰りでニジゲンノモリを楽しむ方向けに、往路と復路のベストルートをご紹介いたします。

なお、この記事は2023年7月1日時点での情報です。ダイヤの更新などがありましたら乗り換えのタイミング等がズレる可能性があります。
また、土日のダイヤを前提としてご案内しております。平日はダイヤが異なるため、ご案内するプランで移動できない可能性がある旨、ご承知おきください。

東京からの日帰りで乗り換え回数重視の場合、遊べるのは開園から17時過ぎまでの7時間！

この記事では、東京から最速でニジゲンノモリに来て、終電ギリギリまで遊ぶ時の往復プランについてご紹介いたします。

先述の通り、ニジゲンノモリのある兵庫県淡路島は鉄道駅が存在せず、本州からは高速バスでの移動が主体です。このため、道路の交通渋滞の有無が大きく到着時間に影響します。
特に土日祝日は全国的にお出かけする家族が増加し、交通渋滞も朝から発生する可能性が上がります。20～30分程度の遅延を予め視野に入れて動くことをお勧めします。

今回はメインとして東京からニジゲンノモリへの移動は最短1回の乗り換えで行けるプランをご紹介いたしますが、今回は時間通りに到着することを最重要としたサブプランもご案内いたします。

このプランの場合、午前10時前にニジゲンノモリへ到着し、午後5時過ぎまでニジゲンノモリで過ごすことができます。

時間の関係上、ナイトウォークを始めとした夕方以降オープンのアトラクションで遊ぶことは難しいですが、それ以外のコンテンツは大半を遊ぶことができるでしょう。

往路メインプラン：午前6時東京駅発/のぞみ1号乗車プラン

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往路の乗り換え1回のラクラクなプランは、東京駅始発新幹線の のぞみ1号 に乗車するプランです。

実はニジゲンノモリへは、「かけはしニジゲンノモリ号」という直通バスが走っております。
東京駅6時始発の新幹線で新神戸駅まで行くと、ちょうどいい時間で乗り換えができ、時間通りにいけばニジゲンノモリ開園直前のタイミングでニジゲンノモリに到着できます。

このプランを採用するメリットは3つ。

まず、とにかく楽なこと。
乗り換えがたった一回ですので、荷物が多めな場合でも乗り継ぎがとても楽です。

次に、新神戸駅の1階出てすぐに高速バスのバス停（リンク先：本四海峡バスの乗り場ページ）がありますので、新幹線ホームから乗り換えの移動距離が非常に短いこともポイント。

さらに、20分弱の乗り換え時間がありますため、新神戸駅1階のセブンイレブンで買い物する余裕もありますね。

デメリットは3つあります。

まず1つは先述の通り渋滞リスク。このプランの場合高速バスでの移動距離が他のプランに比べて長く、影響がとても大きくなること。

2つめはバスを降りる場所。
遊ぶアトラクション次第でメリットにもデメリットにもなりますが、降りるバス停が「ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）」であることですね。

本プランでバスを降りる「ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）」は、ニジゲンノモリがある県立淡路島公園のいわば東口への到着です。「ドラゴンクエスト アイランド」や「ゴジラ迎撃作戦」は公園の西側にあるため、バスを降りてから徒歩20分ほどかかります。他方、7月オープン予定の「ニジゲンノモリ×『鬼滅の刃』コラボイベント」などはこちらの入り口がかなり近いですね。

※公園内の上記地図に描かれた赤点線部分は園内を定期的に巡回するトラムカー（有料）が走っていますため、「ドラゴンクエスト アイランド」や「ゴジラ迎撃作戦」で遊ぶ際はご利用をご検討ください。

3つめは、ゴールデンウィークなど一部の期間中ルートが変わること。

https://nijigennomori.com/2023/04/23/access/

特定の期間中、ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）ではなく、淡路ICという高速バス乗り場に停まります。この時期はパソナグループが運営する無料シャトルバスで「ニジゲンノモリ F駐車場」まで乗り継ぐ必要があります。このシャトルバスはこのプランの到着時間前後は約30分に一回のペースで運行されており、定刻通りに淡路ICに到着した場合、9時54分淡路IC発9時57分ニジゲンノモリF駐車場着のシャトルバスにギリギリ乗り換えることができます。
しかし、道路の渋滞で到着時間に遅延があった場合は30分程度待つ必要が出てきます。

復路メインプラン：17時43分 ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス発）

復路の乗り換えが少ない楽々ルートは、往路と同じく直通バスを使うプランです。
往路のハイウェイオアシスのバス停から帰りのバスも出ており、同じく新神戸駅の1階まで行くことができます。

このプランを選ぶメリットは往路に似ていますが2つあります。

まず、乗り換え回数が少ないこと。高速バス一本で新幹線駅に直通できるのは、このハイウェイオアシスからの直通バスだけです。

2つめのメリットは、乗り換えの距離です。バス停から降りて駅の建物に入って右側すぐに改札が見えるほど近く、新神戸駅での乗り換えは極めて楽です。二つのメリットから考えると、お土産品などを多く持って帰る場合はこのプランは魅力的です。

他方、このプランを選ぶ上での注意点は4点あります。

まず最大の注意点は、新神戸駅到着の時間が一定しないこと。阪神高速道路3号線の渋滞に強い影響を受け、到着予定時刻の遅れが多く発生します。
上記の図では18時52分新神戸駅発の のぞみ50号を乗り換え用の路線として記載していますが、淡路島から新神戸直通の高速バスを利用する場合、特に夕方の新神戸方面バスは20分～30分の遅れが出ることは十分に考えられます。帰りの新幹線の時間を考えると指定席を事前に取っておきたくなるのですが、このルートを使う場合はバスが遅れることを見越して、2～3便後の新幹線への乗車を検討してもいいかもしれません。
幸いこの時間帯は、18時52分新神戸駅発以降、10～20分ごとのペースでのぞみが運行されています。ただし、乗客数の非常に多い時間帯でもあるので、自由席を使う場合は立ち乗りを覚悟する必要がありそうです。
夕方の新神戸駅の有人販売窓口はかなり混雑しますので、可能であれば自動券売機の方で指定席券を購入した方がいいかもしれませんね。

2つ目の注意点は、乗車場所がハイウェイオアシスであること。

往路でもお伝えしておりますが、ハイウェイオアシス側のバス停は県立淡路島公園の東口に当たり、「ドラゴンクエスト アイランド」や「ゴジラ迎撃作戦」からは徒歩20分ほどの距離があります。特に乗り換え回数が少ないメリットを重視してこのプランを採る場合、お土産などで荷物が多くなっていると思われますので、園内のトラムカー（有料）を使ってのご移動を検討された方がいいかもしれません。
バスの乗車時間は17時43分ですが、バス停までの移動距離を考えると17時過ぎには撤収準備をされる方が良いかと思います。

3つ目の注意点ですが、往路と同様、ゴールデンウィークなどの一部時期にはハイウェイオアシス発ではなく、淡路ICのバス停発になる点です。

https://nijigennomori.com/2023/04/23/access/

この場合、ニジゲンノモリ F駐車場のバス停からパソナグループの無料シャトルバスで淡路ICのバス停に接続が可能。

ただし、17時40分F駐車場発のバスの場合、乗り換え時間が足りず17時43分淡路IC発新神戸駅行のバスには乗ることができません。

淡路ICに停まる時期に新神戸駅の直通バスに乗車するのであれば、17時ちょうどF駐車場発の無料シャトルバスに乗る必要があります。

4つ目ですが、直通の終バスがご案内している17時43分ハイウェイオアシス発と比べると、他の路線よりも2時間ほど早い点が挙げられます。

単純に遊べる時間が減るというデメリットも大きいのですが、ニジゲンノモリは「ナイトウォーク」など、日没後限定で遊べるアトラクションもございます。この直通バスを使った復路プランの場合、最も日没時刻が早い12月の日(16時50分前後)であったとしても、ナイトウォークを遊んでから17時43分のバスに乗車するのは難しいです。遊べるのがお昼のアトラクションに限定されるとお考えください。

淡路IC行のバスに乗る前にトイレは済ませましょう

なお、淡路ICを経由する場合ですが、淡路ICのバス停近くにトイレがないことに注意してください。今回ご案内する17時ちょうどにF駐車場を出発するプランの場合、淡路ICバス停で30分以上待つ必要があります。

淡路ICの高速バスのバス停は座れる場所こそありますが、コンビニもお土産屋もトイレも自動販売機もない場所ですので、無料シャトルバスに乗る前に全て準備しておいてください。

最終新幹線を逃した場合

ニジゲンノモリ F駐車場を始めとした各所で乗り遅れて最終新幹線を逃した場合、東京方面の夜行バスを探すか、どこかで泊まるかの二択です。飛行機は神戸空港・伊丹空港からそれぞれ出ておりますが、新幹線よりも早く最終便が出発しますため、新幹線を逃した場合は飛行機も時間切れとなります。

東京方面の夜行バスは三宮駅周辺で乗ることができる便が数便あり、だいたい翌日7時過ぎくらいに東京周辺に到着するようです。しかしこれらのバスは当日に発車直前にチケットを取れるかどうかは未知数です。

宿泊する場合は翌日の行動次第となります。新大阪駅始発東京行の新幹線は午前6時新大阪駅発ですので、始発で東京に帰る場合は梅田周辺で宿を探すのがオススメです。

三宮周辺で宿を取った場合でもこの新大阪始発の新幹線に乗車することはできますが、そのためには午前5時過ぎJR三ノ宮駅の電車に乗る必要があります。
なお、新大阪駅午前6時始発の新幹線に乗った場合、東京駅への到着は午前8時23分の予定となっております。

東京日帰りの場合の遊べるアトラクションについて

東京からの日帰り予定で遊ぶ場合は、夜限定のアトラクションはあまり遊べません。
※先述の通り、特定の時期に終電近くまでニジゲンノモリで遊ぶ選択をした時のみナイトウォークで遊べる可能性があります

東京日帰りの場合でも、最長9時間ほどニジゲンノモリに滞在することができます。
ニジゲンノモリはアトラクションごとに1時間～4時間半程度で遊べるため、複数のアトラクションを遊ぶことができます。

（https://nijigennomori.com/faq/ より）

※いずれも、体験者のスキルやアトラクションの混雑状況により体験時間が異なる場合がございます。 また、一部アトラクションには安全器具の装着およびレクチャーの時間も含まれております。

夜のアトラクションへの参加を予定される場合、終電に間に合わせるためにはかなりシビアな乗り換えを要求されます。アトラクションに集中し楽しんでいただくためにも、ぜひ近場での宿泊をご検討ください。

まとめ

東京からニジゲンノモリへ日帰りでの来園をする場合、新神戸駅からニジゲンノモリに直通する高速バスに乗車すると乗り換えが非常に楽で便利です。
ただし東京での電車・路線バスメインの移動と比べ、道路渋滞による遅延は少し注意が必要です。往路復路ともに、時間に余裕を持った移動を心がけてください。

もし道路渋滞でチケットの時間に遅れた場合、アトラクションの入り口の担当者にお声がけください。時間変更などの案内をさせていただきます。

東京日帰りでも時期によってはナイトウォークへの参加が可能な時もあるのですが、スケジュールが非常にシビアになりますため、近場で宿泊するなどの乗り過ごし対策もぜひご検討くださいませ。

あなたのニジゲンノモリへのご来園をどうぞお待ちしております。